No. 27

霊能者は霊視能力で、どんな風に見ているのか

霊視の能力

霊感系の電話占いに在籍する霊能者は、「霊視」の能力をほぼ持ち合わせています。むしろ持っていて当然の霊能力と言えるでしょう。なにしろ電話を通して行う占い・相談ですから、相談者の顔を見ることはできません。普通の人の場合、そこで得られる情報は声だけになります。しかし霊能者は霊視によって、相談者が電話をかけてきているまさに今の状況だったり、悩みの原因が発生した時期や要因といった過去だったり、あるいは将来的にどうなるのかといった未来のことだったりを見ること、感じ取ることができます。ではひと口に霊視と言いますが、果たして霊能者は全員同じように見えているものなのでしょうか?それと見え方、感じ方に差があったりするのでしょうか?

霊視、この言葉の一般的な意味合いとしては、『人間の五感を用いずに、状況や人の心を見ること。あるいは霊的な存在(守護霊・死者霊・幽霊や心霊の類)を見ること』とされています。つまり視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚を使わず、外部の情報を得る方法(能力)というわけです。“第六感”、なんて呼ばれることもありますね。

さて本題に戻りましょう。結論から言うと、霊視での見え方、感じ方は霊能者によって異なります。電話を通して相談者の声を聞いたとき、

  • 相談者の状況が、次々と頭の中に流れ込んできて見える
  • 目の前にスクリーンが現れて、そこに状況が映し出される
  • 相談者の過去や経験を、自分のことのように追体験して把握する
  • 相談者の人生や運気の動いた瞬間が、写真のような静止画になって見える

などなど、漠然としたイメージを受け取る場合もあれば、ハッキリとした像を描く場合もあって、それこそ霊視による見え方は、霊能者の数だけ存在すると言っても良いでしょう。音声を伴った映像となって見える霊能者も、モノクロの静止画として見える霊能者も、あるいは瞬間的に相談者のことをすべて知っている状態になる霊能者もいます。“霊的に視る”と書いて霊視ですが、文字通りに視る(見る)と言うよりは頭の中に直接感じ取る感覚だと言う霊能者もいます。この見え方の違い、感じ方の違いがなぜ起こるのか、それは霊能者自身もわからないと言います。それこそ、信号を見て「青色」と受け取るか、「緑色」に見えると感じるかといった主観的なことから起こる違いといった程度でしょう。そもそも、この見える霊能力を“霊視”と定義付けることからして違和感があるとも言えます。

みなさんが霊感系の電話占いを利用する際に、霊能者を選ぶ基準としてどんな霊能力を持っているのか、その項目をチェックすることでしょう。そのとき“霊視”が可能な霊能者を選んだとして、実はその霊視能力には様々見え方があるのだということを知っておくのも良いかもしれません。

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