No. 62

電話占い依存症になりやすい人の6つの特徴

「依存」という言葉があります。「いそん」とも「いぞん」とも読みますが、意味としては「他の物や人に頼って成立・存在すること、生きること」などとされています。さらにそれらの状態が見られることを依存症と言い、アルコール依存症ですとかギャンブル依存症、買い物依存症、薬物依存症など、基本的にネガティブな意味合いで広く知られています。単に頼っているだけという言葉の意味を超えて、もはやそれなしには生きていけないとすら思わされる状態になっていることが、「依存」の一般的なイメージではないでしょうか。そもそも、アルコールやギャンブルなどは、生きて行く上で必須の要素ではありません。あくまで生活における娯楽などの補助的役割です。そして占いも同じこと。占いは人生の必須項目とは言えません。ですが上記と同じように、占いに依存する人は確かに一定数いるのです。では一体どのような人が、電話占い依存症になりやすいのでしょうか。

電話占い依存症になりやすい人の特徴6つ

  1. 物事をネガティブに受け取ってしまいがちな人
  2. 不安やイライラの発散が下手で、すべてを抱え込みがちな人
  3. 何事にも夢中になり過ぎる人
  4. 他人の言葉や環境に流されやすい人
  5. 孤独感や劣等感を持っている人
  6. いつもどこか自分に満足出来ていない人

電話占い依存症になる人も、基本的に他のアルコールやギャンブルの依存症になる人と傾向は同じです。ひと言で言うなら「心に弱さを持っている人」。つまり自己否定に陥りがちな繊細な心を持っているため、それを支えてくれるアドバイスをくれる電話占いや占い師、霊能者に依存してしまうのです。何事も悪い方向へと考えがちで、自分に自信がなく、ストレスを上手く発散出来ないために心の重荷が増えていくばかり。アルコールを摂取することで、ギャンブルを楽しむことで、タバコを吸うことで心の重荷を取り除くのと同じで、電話占いの霊能者や占い師に相談してアドバイスをもらうことで、自分は駄目な人間だという心の重荷が取り払われていきます。その結果として、なにか少しでも不安に感じたら電話占いに頼ってしまう電話占い依存症の人が誕生してしまうわけですね。ましてや電話占いは、(恋愛成就や開運もそうですが)そもそも不安やトラブル、問題を相談する人が多いサービスです。つまり電話占いに相談しようかと思っている人は、そもそも上記6つの特徴を持った依存症になりやすい人。電話占い以外にも、なにかしらの依存を抱えているケースも多いと言われています。

ただ安心してください。電話占い依存症は、アルコール依存や薬物依存のように、身を破滅させるようなネガティブな要素はありません。占い師はあくまで人生を開運に導く先生であり、落ちてしまった心を救い上げてくれるとても大切でありがたい存在でもあります。むしろ、日常的に近い距離にいる家族には見えないところを見てくれて、親友だと言いづらいことを言ってくれる、あなたのサポーターのようなもの。ここで挙げたポイントを確認しつつ、占いに頼り過ぎるのではなく、たとえば趣味として占いを利用するくらいの適度な距離を保って占いと上手く付き合っていきましょう。

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