No. 92

占い師を上手に利用する方法とは

占い好きの皆さん、こんにちは。皆さんにはお気に入りの占い師や占いはありますか?そういう占いを上手に利用しているでしょうか?「占ってほしい」と思うときは、悩みごとに苦しんでいたり、迷っていたり、さまざまな負の感情が心に渦巻いていることが多いですよね。占い師は、そんな皆さんの力になりたい!と常に思っています。でも占いに振り回されてしまう人も多いのです。そこで、占いに振り回されることなく、上手に利用するポイントをお教えしましょう。

悩んだり苦しんだりしているピーク時は占いを避ける

「彼が最近冷たくて悩んでいる」「将来が見えない。不安でしょうがない」など、深刻な気持ちを抱えて鑑定依頼をされる方は多いです。藁をも掴む気持ちでいらっしゃるので、助けてさしあげたいのですが、心が平常心ではない状態ですと、何を占ってほしいのかが曖昧になりがちです。気持ちが軽くなったり、前向きになったりできるように、依頼者様の状態をしっかり把握して、占いに臨みたくても、悲しみに沈んだままお話しすることに終始してしまう方もいます。もちろん、依頼者様が、いま置かれている状態が今後どう変わっていくのかを占うことはできます。ただ依頼者様が感情的になっていると、理解していただけているのかと不安になることもあります。「この間は取り乱していたので」と再訪される方もいるくらいです。対面占い、電話占い、いずれも一度心を落ち着けて、占ってもらいたいことを頭の中でまとめてからの方がいいと思います。

「絶対」という鑑定結果はありません

占い師を選ぶとき、皆さんは的中率も視野に入れていると思います。当然ですが、当らないより当たる方が良いに決まっていますからね。でも的中率にこだわり過ぎると、占い結果に「絶対」を求めすぎて、その通りにならない場合、不安にさいなまれることもあるでしょう。占い師は、鑑定のとき「絶対にこうなる」「絶対にこうしてください」とは言いません。いい方向へ導くというスタンスであり、心が前向きになれるように、その可能性を提示します。例えばそれが、別の占い師の先生と微妙に違う意見だったりすることもあるでしょう。でもそれもひとつの鑑定結果だと受け止めてください。物の見方はひとつではありません。いろんな声を聞いて、あなたの心がビビっと反応したこと、「これならできる」「こうしたらいいかも」と心が動いた方へ進んでいけばいいのです。世の中に「絶対」はないと思った方がいいですよ。

相談内容によって占い師を変えてみる

ひとりの占い師に固執して「その人の占いしか信じない」という方がときどきいらっしゃいます。もちろん、占い師からすると自分しか認めないとおっしゃってくれる方は嬉しいものです。とてもうれしいし、ありがたいのですが、必ずひとりの占い師に固執しなくてもいいのです。例えば相談によって使い分ける手もありですよ。恋愛占い、お仕事占い、家族問題の占いなど、占い師にとって得意な分野がありますからね。また占い手段もそうです。占星術、手相、タロット、易、水晶など多彩ですし、対面占い、電話占いの違いもありますし、男性占い師、女性占い師で、視点が違いますから、鑑定結果が微妙に変わることもあります。おそらく言い方、言い回しが違うだけでも感触としては変わるでしょうからね。

占いは人生のサポートだと考える

占い師は、依頼者様の人生を左右するほど大それたことができません。あくまで占いをすることで、良い人生に進むことができるように手を添えるというサポーターの立場です。決してグイグイと手を引っ張ってリードする立場ではありません。でも、ときどきそこをはき違えている依頼者様がいらっしゃいます。「先生が決めてください」「先生の意見に従います」と100%頼り切られてしまうのです。それは違います。決めるのは皆さんなのです。行動に移して幸福を掴むのはみなさんであり、占い師はあくまで周辺でささやかなサポートをさせていただく、ただの占い師です。鑑定結果が「今は静かに様子を見る時期」と出ても、あなた自身が「いまチャレンジしたい」と思えば、チャレンジしてもいいのです。そう思っていることはモチベーションが上がっている証拠ですからね。占いは、あなたの心の弱さを映し出す鏡、悩みどころは弱点でもあるのです。そして、占い師の鑑定は弱みの緩和です。でも弱みから完全に解放されるためには、自力が必要です。鑑定結果を聞いて、じっと待っているだけでは何も変わらないのです。鑑定結果を参考に、心の声と向き合って、その声に従って人生を歩みましょう。占いを上手に利用して幸福になってくださいね。

電話占いコラム一覧