No. 26

Q. 占い師を選ぶ基準として経験年数はどのくらいあれば安心なのでしょうか?

A.「何年以上」という明確な年数はありません。あくまで相性が大事です。

お金を払って相談をするのですから、「経験豊富」な「年齢の高い」占い師に相談したいと思うのがやはり心情というものでしょう。ですが、必ずしも占い師としての経験年数が長いイコールあなたにとって最良の占い師、とは言えないのが実情です。もちろん、占い師を経験だけで選んでも良いのですが、実際のところは相性や能力を判断の柱としつつ、その占い師の人生経験などを加味して選ぶとより良い鑑定時間を持つことができると考えられます。

では、経験年数“だけ”で選ぶことはなぜNGなのでしょうか。

連続した経験年数ではない場合がある

たとえば、占い経験が10年の占い師が紹介されていたとしましょう。ですがその占い師も、ここ直近10年続けて活動していたとは限らない可能性もあるのです。つまり、10年活動した後、実はブランクが10年くらいあるかもしれないということです。どんなに熟練の占い師でも、ブランクがあると直感も判断力も鈍るものです。そういったブランクの可能性を確かめる必要があります。

経験年数を盛っている場合がある

これはハッキリ言って、占い師に限らず論外の行為ではありますが、実際にこういったケースもあります。主に対面占いの占い師に見られる傾向があるのですが、いわゆる「箔を付ける」ための行為として行われています。少しでもPRするためにと盛るのですが、特に個人の対面占い師の場合は下調べが大切です。

プロ、アマ経験両方を加算している場合がある

アマチュア時代の経験年数も加算している占い師もいます。家族や友人を占っていたのを実務経験と捉えるのは、正直なところ相談者側としては難しいことでしょう。年齢が若いにもかかわらず、占い師経験が長いような場合だと、このケースを疑った方が良いかもしれません。


総合的に見て、占い師としての経験年数だけを、あるいは経験年数を柱にして、相談する占い師を選ぶことはオススメできません。どれだけ長く活動しているベテランでも、友人や知人に勧められた人気占い師でも、あなた自身に合うとは限らないのです。なにをおいても占い師選びの基準となるのは「相性」です。もちろん、経験年数が長いに越したことはありませんが、その数字が必ずしも正しいとは限らないことは知っておいた方が良いでしょう。

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