現在活動している主な電話占いは、占術や占断で大きく命（めい）・卜（ぼく）・相（そう）・霊（れい）の4種類に分けられます。それぞれ代表的なものが、

• 命‥‥四柱推命、九星気学、占星術、血液型占い、動物占いなど
• 卜‥‥タロットカード、易学、ジオマンシー（土）、水晶など
• 相‥‥手相、人相（観相）、風水、姓名判断、夢占いなど
• 霊‥‥霊感、霊視、予知、透視、浄霊、ヒーリングなど

となります。多くの電話占いが、この中でも特に“霊”の占術による占いを取り入れているのは周知の通りです。（もっとも、電話を使い会話のみで占うため、手相や人相は最初から利用することは不可能なので選択肢にも入りませんが）それにしても、いったいなぜこれほどまで霊による占い（スピリチュアル占い）が人気を集めているのでしょうか。その魅力とはいったい何なのでしょうか。

当サイトのFAQコーナーのNo.5「Q. スピリチュアル占いって、どんな占いですか？」において、“霊感占いとスピリチュアル占いは同じもの”ということはすでにお伝えしました。そこから思うに、スピリチュアルという言葉が持つ良いイメージは、特に電話占い未経験者に対して安心感を与えると考えられます。初めての人にとって、これはとても大きな要因となるでしょう。しかしスピリチュアル電話占いが人気を集めている最も大きな要因は、「依頼者一人一人に対してアドバイスが送られるから」だと考えられます。

たとえば、西洋占星術。これはその人が生まれた年月日時からホロスコープを作成し、そのときの星の位置で運勢や運命を占う占術です。それはつまり、まったく同じ時刻、同じ場所で生まれた人は、理屈から言って同じ運勢や運命を持つことになります。当然ですが、そんな人生は一卵性双生児であってもあり得ません。四柱推命や数秘術など、生年月日時で占う占断は、こういったある種のジレンマ、矛盾を抱えてしまいます。手相に関しても同じこと。指紋と同じで手相がまったく同じ人は二人と存在しませんが、たとえば結婚線だけ見たときに、二人の結婚線が肉眼だとまったく同じに見えたとしても、完全に同じ時期に結婚するかと言われるとそうはなりません。ですが手相占い師は、手相診断のセオリーに従って二人が同じ運命を辿ると答えるでしょう。これらはつまり、過去の実績から占断を行う故の限界とも言えてしまうのです。

一方で、スピリチュアル電話占いはどうなのか。これは様相がまったく異なってきます。霊感占い師や霊能者、あるいはスピリチュアルカウンセラーは、依頼者その人の心や魂、前世、来世、オーラ、ついている守護霊などを見て占いを行います。つまり依頼者が霊感占い師から受け取るアドバイスは、他の誰とも同じにはならないのです。その人だけのアドバイスであり、予知結果であり、運命なのです。“この日に生まれた人の性格や運勢には、こういった傾向がある”という具合に、似たような事例を探してきて送られるアドバイスではないのです。占い結果が“唯一”であること、これこそスピリチュアル電話占いが人気を博している大きな理由なのです。

電話占い比較サイト