No. 78

イタコの電話占いをオススメする4つの理由

当サイトのコラムコーナー(No.33「イタコと電話占いの関係」)でも取り上げました通り、イタコの霊能者(霊媒師)に電話を使って相談することは、今や珍しいことではありません。今回はさらに一歩踏み込んで、あなたが電話占いを利用しようとしているとき、イタコが利用の選択肢のひとつになるのではなく、『イタコ電話占い一択』になるオススメ理由をご紹介致します。

オススメの理由1:365日相談できる

現在、イタコに対面で相談を依頼しようとすれば、恐山でイタコマチが開かれている例大祭のときか、同じく恐山の秋祭りかになります。また、個人でイタコに相談するには、自分で連絡先を探して予定を合わせ、その日にイタコの家に足を運んで相談する流れになります。一方で電話占いだと、電話がつながるときならいつでも相談することができるのです。

オススメの理由2:自宅から相談できる

基本的にイタコは、東北地方に住んでいます。聖地と呼ばれる恐山もまた、青森県の下北半島に位置しています。津軽イタコ、五所川原イタコ、八戸イタコなど地域によって多少の違いはありますが、基本的に東北地方に行かないと相談することはできません。青森県や東北地方、あるいは近くに住んでいればまだしも、九州や沖縄、四国などから向かうのは大変です。そんなときも、時間も交通費も節約できる電話占いなのです。

オススメの理由3:霊媒術は電話越しでも可能

手相や人相占いだと、相談者本人の顔や手を見ないことには占うことができません。一方、霊媒術や霊能力を主体とした霊感占いのイタコの場合、そもそも対象が死者(故人)の霊であったり生き霊であったり、あるいは不成仏霊や悪霊だったりするので、直接会う必要がないのです。声を聞くだけで状況が見えて、同時に解決策も見えているイタコも多いです。あるいはもっと凄いイタコだと、あなたが電話をかけてくることすら事前に予知して待っていてくれることもあります。

オススメの理由4:故人に関することが専門

一般的な霊能者でも、故人との交信を行えるケースはあります。ですがイタコはまさに本職なのです。故人と交信することに加えて、自らの身に憑依させる(降霊させる)ことがイタコの醍醐味ですから、そこはやはり一日の長があります。また、自動書記といった霊媒術もイタコならでは。降ろすと言うよりは、電話機の交換台のように、あちらの世界とこちらの世界をつなぐ役目をしてくれるのです。


いかがでしたか。もしかすると、霊能者もイタコ(霊媒師)もあまり変わらないように思われていたかもしれません。しかしこの両者の間には、能力を含めていくつも違いがあるのです。優れているという言い方は語弊がありますが、ケースバイケースで霊能者とイタコ、使い分けてみるのも良いと思われます。

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